岡倉天心に学ぶ、「何を貫くのか」

  • 作成日時:2020年10月01日

私が好きな偉人の一人、日本画家の岡倉天心についてご紹介します。

岡倉天心(1863-1913)は、急激な西洋化の荒波が押し寄せた明治という時代の中で、日本の伝統美術の優れた価値を認め、美術行政家、美術運動家として近代日本美術の発展に大きな功績を残しました。
その活動には、日本画改革運動や古美術品の保存、東京美術学校の創立、ボストン美術館中国・日本美術部長就任など、目を見張るものがあります。

東京美術学校長の地位を政治的な策略により辞職に追い込まれた美校騒動では、天心の校長辞職にともない、美術学校教授の橋本雅邦以下34名も辞職願を提出しました。
それほど信頼されていたのですね。

その後は長い年月をかけ、弟子である横山大観や菱田春草など、名だたる日本画家の成長に貢献した天心のリーダーシップは見習うべき所がとてもあるように感じます。
短期的な利益よりも、長期的な利益や自分の美学を貫き通すことの大切さを学べる出来事です。

当院も、施術直後の状態より、患者さんの未来のために正しい施術ができているか、つねに考えています。
また、それが業界の若手の未来のためにも不可欠だと信じて、これからも働き続けたいと思います。

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