認知と痛みの深い関わり
- 作成日時:2020年08月04日
皆さんは身体を痛めて接骨院を受診されていると思いますが、その部位がはじめて痛くなったときのことを覚えていますか?
痛みというのは人が認知した瞬間から存在します。
しかし、痛みの原因となる身体のアンバランスやストレスは、痛みを認知する前からすでに存在しています。
これを予防の観点から考えると、まずは自分の身体のクセを知ることが重要になります。
そのためには正常な身体の機能を知る必要があります。
例えば、肩であれば挙げたときの重さなどの左右差を比べます。
ゆっくり交互にストレッチして可動範囲の左右差などを確認してみましょう。
そういったアプローチでご自身の身体の左右差やズレを認知することが予防の第一歩となります。
身体のクセを認知しないまま、痛みに対する施術だけを受け続けても、根本的な解決にはなりません。
一生、接骨院通いを選択される方は恐らくいません。
概ね月に1回程度、メンテナンスに通うのが理想の形だと思います。
施術だけで劇的な変化を起こすことは簡単ではないのです。
まずはご自身でどういう変化を身体に起こせるのか、「できること」「できないこと」を、正しく認知することからはじめてはいかがでしょうか。